gintemaree’s diary

創作には番号をふっています。

個性つよい髪型と利点

社会人になってから、髪型を変えて局部的に伸ばしはじめた。

会っている人は分かると思うけど、かなり個性的な感じになっている。一応自覚もある。

説明が難しいので写真で紹介する。美容院行った後は自撮りしたくなるから、割と髪型の綺麗な写真があって丁度良かった。

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姫カットというかクラゲヘアというか。またどちらでもないのか。私自身も呼称が分からないのでaikoヘアとでも名付けようか。

正直なところを言えば派手に染めたいが、社会人なので暗めをキープするように気をつけている。これで注意を受けない職場、ありがたい。むしろ意外と仕事で関わる人に褒めてもらうこともあり、結構満足している。

髪を伸ばすのは成人式以来だ。あの時は振袖にフィンガーウェーブを合わせたくて伸ばしていた(個性)。本当は顎上のボブが好きだ。

髪のケアは私にとって大変なので、伸ばすなど目的やメリット無しにはとても続けられない。それでもやっていくうちに幾つかの良い事があった。

 

ボブから1年半くらいでここまで伸びた。巻ける長さになり、コテの扱いも慣れてきた。もう火傷することもめっきり減り、太さでかなり印象が変わることも学んだ。

できる事が増えると現状への満足度が上がる。比例して現状の解像度が上がっていく。髪を巻く作業はまさにこれである。こだわりが出てきつつあり、楽しめているなと感じる。

 

この髪型の凄いところは、服装を選ばない事だ。

逆に?

逆に。

ロンTにジーパンから小花柄のブラウスまで何でもいけるのだ。印象の振り幅が大きくなり、ちょっと雰囲気が出る、気がする。思っても見なかった効果が休日の外出をウキウキさせてくれる。とても良い。

 

あとは何より、個性が見た目の前面に出る事で突発的なアクシデントに遭わなくなった。

これが一番嬉しい。セミロングの時やボブの時は、面識のないおじさんにすれ違いざまに罵声を浴びせられたり、面識のない老人にゴミ掴まされたり、面識のないおじさんがガラガラのエスカレーターで隣に立ってきたりといったキショ事件が度々あった。もしかしたら似た経験がある人もいるかもしれない。嫌なこと思い出させてごめんね。

これらは全部日中だったし、親しい人からこういう事はされてないので、きっと外見で舐められたんだろうなと想像する。見た目で自分より下だと決めつけ、当たりをつけてこういう事をしながら、普通の顔をして生きている人がいる。彼らに対する怖い気持ちはこの先も消えないと思う。

私はこういう経験をせずに人の尊厳がいかに大切かを学びたかった。もちろん自分がかわいそうだとは思わないし、ひょっとしたら他人と比べてラッキーな方かもしれない。人生に責任取れるのは自分だけだから、気の持ちようくらい自分で考える。

 

後半重い話になったな。書くの疲れたのであんまり推敲しないでアップしそうな気がする。

とにかく、今の髪型は沢山のラッキーを与えてくれる良い奴だということ。万人受けしない好みでも全面に出したら良い事があるということ。

好きなものはこれからも体現していきたいなという話。