突然なんの報告だ?と言う感じではあるが、座右の銘を発表する。
手鞠屋さんは座右の銘を「外野は黙っとけ」に決定しました。
少々棘がありびっくりするが、ひとつ宜しくと言うことで。
少し前にはてなブログのネタを募った。ある人から「人生」というお題をもらった。
手鞠の人生、最近は振り返る暇もないくらいバタついた毎日を過ごしており、体力もそんなにないので自分の話がなかなかできない。きっかけをくれたあなた、ありがとう。ご飯食べてますか?いつか会いましょうね。
座右の銘などもろに人生であるなと思ったので、この機会にしたためる。
さて、座右の銘とは、この嘘みたいな人生に矜持としてなんか良い感じの諺とか故事成語などを設定するものだ。
なんかひとつモットーがあるのは良いことである。自分の軸を他人の言葉に置いておけば、自分がブレた時にきっと身を助くことと思う。
なぜ私は既存の言葉を引っ張ってこなかったのか。
何というか、反射で発信することが増えた。社会を見ていても、自分自身を顧みてもそう思う。いらん事に首を突っ込んで怒ってみたり勝手に消耗したり、逆に自分と地続きのはずの事に異常に無関心だったり。時には事勿れしちゃったり。そういう人を見るのも、自分がやってしまうのも、自分がくらう側になるのも本当にしんどい。
特に、当事者や私自身にしか分からないことを、共感も想像も共通性もない者が厚かましく首を突っ込んでは矮小化する流れが多すぎて、本当にあれは毒だと思う。
ここ2年ほど顕著なこの風潮がこたえるのだ。出くわすたびに感じたモヤモヤしたものが段々と形になり、1番自然に落ち着いたのがこの言葉だった。語気が荒いのは自衛のためであり誰かに加害しないためだ。わたしは時として外野を黙らせ、また外野として黙って参りたいと思うのである。
そういう訳で座右の銘の話。自分のことを書くときは意識の下の方に潜るような感覚があり心地よく疲れる。おしまい。