1月も残り少ない午後3時。穂高の席につきホットコーヒーを頼む。 鞄から格好をつけた文庫本を取り出しつつ携帯のメッセージを確認する。彼女の到着まで10分弱といったところか。 待つのは好きな方である。相手がいつ到着するか分からない、アンコントロール…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。